日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
流浪の生き方


早春から現在まで、浅場に繁茂した海藻。
水温の上昇に伴い、その海藻の季節も終わりを迎えつつある。
ちぎれた海藻は、塊になって海面を漂い、いろいろな生物に利用される。

上の写真は、流れ藻で食事中のイシダイの赤ちゃんたちの風景。



そして流れ藻といえば、このユニークな生き物を抜きには語れない。
見事な擬態をみせる、ハナオコゼ。

流れ藻には、さまざまな幼魚たちが集うことを、彼らは知っている。



そしてこの日、海面に漂うゴミに隠れて漂う別のハナオコゼを目撃した。
折り曲げられた厚紙の中にスッポリ。
こうやって海藻の塊から塊へ、一生移動を繰り返しているのかな。

彼らを見ていると、その究極の流浪の生き方に、ちょっぴり心動かされるのだ。


[2017年7月16日、西伊豆にて撮影]
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