日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
今年も南からやってきてくれた魚たち、ありがとう。


ホウセキキントキ: 毎年冬場になると突然現れます。幼魚は見たことがありません。小笠原などでは普通に見れますが、まさか黒潮を突っ切って泳いできたのでしょうか。そんなばかな・・・。謎です。



ミナミハコフグ: こちらは順当に小さな幼魚の時期から見ることができます。黒潮に乗って流れてきたのでしょう。今年もあちこちでその可愛い姿を楽しませてもらいました。



ギンガメアジ: 今年はすごかった。伊豆の海が南洋の海と見まがうほど巨大な群れがやってきて、多くのダイバーのドギモを抜きました。



ミゾレチョウチョウウオ: この魚も、以前潜った小笠原や沖縄にたくさんいました。ここ伊豆の海では外海の水深20m付近でこの時期ちらほら見られます。



シマアジ: この魚は比較的低水温に強く東北地方以南で見られるらしいが、自分の感覚としては南方のイメージ。今年もたくさん見られました。



オジサン: ユニークなネーミングが微笑ましいです。死滅回遊魚としては地味だけど大好きな魚です。



ツノダシ: いかにも熱帯魚といったサイケな模様。以前はほとんど見られなかったが、最近は毎年結構な数を見ることができるようになりました。温暖化の影響でしょうか。図鑑には生息域として千葉県以南とあります。ということは、伊豆で繁殖しているってこと?まさか!!



ムロアジ: アジ系はこの他にもカスミアジ、カンパチなどいろいろ見ることができました。



ニセカンランハギ: 伊豆で見れるのはせいぜいこのステージまで。毎年浅場に普通に現れるが、気に留めるダイバーは少ないようです。



ニジハギ: 出現数はそれほど多くないが、今年は外海に居付いてました。サイケなスジスジ模様が幼魚ではひときわ鮮やかです。



アケボノチョウチョウウオ: 死滅回遊魚の定番です。あちこちで普通に見られます。



トノサマダイ: 水深3mの堤防下に3か月居付いてます。ざっくり裂けた背びれが痛々しいが、ずいぶん成長しました。



ミカヅキツバメウオ: いつも同じブイのロープ付近の中層をぼーっと漂っています。どんなに近づいてストロボ光を浴びせられても、さっと身を翻して決してその場を離れないど根性はさすがです。



ヨスジフエダイ: 湾内、外海で数個体確認。毎年現れる定番の魚。南洋では大群を作るが、伊豆では孤独で寂しそうです。



ミツボシクロスズメ: 幼魚のうちは、特徴的なミツボシがとてもキュートで可愛いです。いつも美しいサンゴイソギンチャクなどに住んでいるので、とても絵になります。



ニセフウライチョウチョウウオ: 死滅回遊魚の定番です。あちこちで普通に見られます。



ナンヨウツバメウオ: ナンツバ3兄弟として、今年の話題を独占しました。人の背ほどの超浅場に8月から現在までずっと3匹で仲良く暮らしています。



トゲチョウチョウウオ: こちらも死滅回遊魚の定番です。あちこちで普通に見らます。



テングチョウチョウウオ: 数は少ないが、浅場でポツポツ見られます。



タカサゴ: ヒメジ系が群れているところをよーく観察すると、数匹が連れ添って居たりします。だいたい同じ場所でウロウロしていることが多いようです。



オヤビッチャ: 死滅回遊魚の超定番。浅場の水面下では、群れ遊ぶ彼らの姿が普通に見られます。



チョウハン: 湾内正面のゴロタに夏からずっと住み続けています。数はそれもど多くありません。



ロクセンフエダイ: 水中神社付近にずっと居付いてました。毎年現れるが、数はそんなに多くありません。



ヒメテングハギ: 地味でだれも気に掛けません。でも成長するとオデコが剣のように突き出しとてもユニークな姿になるんですよ。伊豆ではそこまでは成長できないようです。

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今年もそろそろ終わり。
そんなわけで、今年南の海からやってきてくれた魚たちを振り返ってみた。

現在、伊豆の海の水温は17℃前後。
ここに紹介した皆さんにとっては生きるのに少々つらい水温に下がってきた。
もうしばらくすると、彼らは動けなくなって死を迎えるか、南の海に帰っていくのだろう。

地球がこれから温暖化していけば、すぐに彼らも伊豆で繁殖を行うようになるに違いない。
次の環境変化に備えて虎視耽々と伊豆の海に繁殖域を広げようと準備をする彼らのしぶとさはハンパじゃない。
そんな彼らの生き様に、オレはとっても魅かれるのだ。

ミカヅキツバメウオ:[2010年12月西伊豆にて撮影、D90、SIGMA15mmFisheye]
ナンヨウツバメウオ:[2010年11月西伊豆にて撮影、D80、SIGMA15mmFisheye]
その他全ての写真:[2010年11月~12月西伊豆にて撮影、EOS5DMarkII、100mmMacroUSM]


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