日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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白い巨塔


海底のタコノマクラの割れた殻の上に約20センチの白い塔が建っている様子を最近あちこちで見かける。
そこに小さな貝がたくさんよじ登ってなにやら怪しい様子。
「彼らは何をしてるんだろう?」
非常に気になっていた。

そんなオレの疑問を解消すべく、潜り終わってまだ海水がしたたっているハウジングのモニター窓越しに再生した画像を見ながら、貝の生態にメッチャ詳しいT先生が答えてくれた。
「この白い塔は、ウラシマガイの卵塊です。夜のうちに数匹がくるくる回りながら卵をうみ続け、このような高い塔になります。そこに群がっている小さな貝はヒメヨウラクガイ。これは生殖行動には全く関係なく、何でも食べてしまう悪食で、ウラシマガイの卵を食っているところです。」とのこと。

そうだったのか、この白い塔の正体はウラシマガイの卵塊だったんだね。
それにしても、自分の体の十倍以上の高さに達する巨大な卵塊を産み付けるウラシマガイはスゴイ!

そして、こんなマイナーな貝の情報をすらすらと教えてくれるT先生の博識ぶりもスゴイ!
こんな頼もしい人たちに囲まれて、ダイビングを続けられるオレはなんて幸せなんだろう。
感謝、感謝!

[2008年9月西伊豆にて撮影, D80, SIGMA15mmFisheye, ISO400, 1/4, f18、ストロボ2灯]

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