日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
キヌバリの思い出


マメダワラの林に、今年もキヌバリが現れた。
チャガラやドロメと違って、いつも孤高の存在。
群れないその姿がプライドを感じさせる。

キヌバリと言えば、昔、面白いヤツと出会ったことを思い出した。



この写真と次の写真は、今から14年前、同じ場所である個体を角度を変えて撮影したもの。
キヌバリは、6本線の太平洋型と7本線の日本海型があるのが知られているが、この個体は伊豆で撮影したにもかかわらず、尾びれの付け根にちょこんと7本目の線(点?)が見える。
明らかに日本海型なのだ。



そして、身を翻して体の左半分を見たとき、息を飲んだ。
見事に、あるべき1本の線が消失しているのだ。
そして、先ほど体の右半分の尾びれの付け根で見た7本目の痕跡の線(点?)もない。
太平洋型の変異とでもいうべきか。

体の左右に違う性格を持つ、不思議なキヌバリの物語だ。

上写真:[2009年6月13日西伊豆にて撮影, EOS 5D MarkII, 100mmMacroUSM, ISO400, 1/40, f11、ストロボ2灯]
中写真:[1995年6月24日西伊豆にて撮影, F4, 105mmMacro, PROVIAII, 1/60, f8、ストロボ2灯]
下写真:[1995年6月24日西伊豆にて撮影, F4, 105mmMacro, PROVIAII, 1/60, f8、ストロボ2灯]

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