日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
命溢れる漂流角材


東京湾の入り口、三浦半島沖の外洋を何やら怪しげな物体が流れていた。
近寄って水中で確認してみると、それは年季の入った角材。
しかし見事に原形を留めていない。

びっしりと表面を覆われた異様な姿。
陽のあたる上部には緑の海藻が、それ以外はカメノテがびっしりと覆い尽くす。
カメノテからは忙しく触手が出たり入ったり。
まるでこの角材自体が生きているようだ。

いったいどのくらいの間、大海を漂流しているのだろう。
いったいどのくらいの数の命がこの角材に宿っているのだろう。

そんなことを考えながら、このユニークな角材を見送った。


[2010年5月21日東京湾にて撮影, NIKNOS RS, 13mmFisheye, VELVIA100F, 1/250, f4半、自然光]

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