日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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度胸の魚、ギンユゴイがゆく


ギンユゴイを初めて見たのは30年前、東伊豆のIOP。
送り出しの入江脇の、いつも波が砕け散っている岩礁の近く。
こんな厳しい環境をわざわざ好む魚がいるんだ、人間の行動範囲とはおおよぞかけ離れた場所に住む魚たちなんだなぁと印象に残っていた。

ところが、この西伊豆の海で見られる彼らが棲むのは、わずか水面下20センチの波打ち際。
大勢のダイバーたちが、何も知らずに歩いていく場所。
蹴飛ばされそうな瞬間はさっと身を翻すものの、またすぐに元の場所に舞い戻り、全く動じる様子がない。

そうか、彼らにとっては砕け散る波も、襲ってくるダイバーの足も、同じなんだね。
度胸のすわった彼らが、光の筋を浴びながら浅場を泳ぐ姿はとっても美しい。


[2010年11月6日西伊豆にて撮影、EOS5DMarkII、100mmMacroUSM]


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