日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
みんなこの地球で生きてるんだ!!


シーンと静まり返った深い海。
どこまでも見渡せるクリアな海底に、ウミトサカが林立する。
この場所を訪れるのは、昨年夏以来。
何度訪れても、不思議な魅力に圧倒され、また行きたくなる場所だ。

そんな場所に、海底を覆い尽くすオキノスジエビの群れを見に出かけた。



近くで観察してみると、その一匹一匹はけっこうでかい。
エビの仲間は概して臆病。
近づくと穴に逃げ込んでしまうものが多い中、どうだ、この堂々たる身のサラしっぷりは!
こんなにアラワな生活をしていたら、悪食のイカやマダイに食い尽されてしまうんじゃないか?
心配性のオレは勝手な想像をしてしまうのだが、どうも余計なお世話のようだ。

これからも折を見て、生き生きとこの場所で暮らしている彼らの様子を観察していきたいと思う。
宇宙遊泳のようなしなやかな彼らの動きを見ていると、なんだか意思の疎通ができたような気がして、嬉しくなってしまうのだ。



この日はもうひとつ、いい出会いがあった。
海底の砂地に横たわるキアンコウ。
でかいどぉぉ~!
まるで砂原に刻まれたモアイ像のようだ。
夢中で撮影する。



そしてエキジットしようとした時、キビナゴの大群に遭遇した。
この日は曇り空のあいにくの天候で、浅場の海中はどんよりとモヤっている感じ。
でもそんな中、変幻自在にその姿を変えながら、銀鱗をキラキラさせる様子は息をのむほど美しい。
そのキビナゴトルネードの下を、2人のダイバーが悠然と泳いでいった。

目の前で見せてくれた、彼らの生き生きとした表情。
何だか彼らと連帯感のような不思議な感覚を覚えた。
みんなこの地球で生きてるんだ!
そんな当たり前のことを、改めて認識した一日だった。


全写真:[2011年1月22日東伊豆にて撮影、D90、TOKINA AT-X107DX]


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