日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
台風のつめ跡とバスクリンの海


9月末、日本列島を縦断した台風15号。
西伊豆の海にも大きな痕跡を残した。

海辺の道には波で運ばれた大きな石が直撃し、一部のダイビングサービスも大きな被害を受けた。
湾の中央部水深35mの砂原にも、流されたと思われる2本のスキューバ用タンクが転がっていて、目ざとく見つけたウツボが早速住み込む。

「ちょっとごめん、これは君の家ではないんだ。」
撮影後、2台のカメラを抱えながら、この2本のタンクを脇に抱え、必死の思いで岸まで運んだ。
なんとか早く元通りの海に戻ってほしい。

川から運ばれた膨大な土砂で、海中の透明度はいまだにニゴニゴ状態。
いつもの年だったら、スコーンと抜けて一番いい季節なのに、今年は春の濁りに逆戻り。
まるでバスクリンをぶちまけたよう。
この海に通い始めて今年でちょうど30年になるが、こんなにダメージを受けたのは初めて。
半年前の大震災にしても、今年は自然の猛威が容赦なく我々に襲いかかる。

負けねーぞ!なんておこがましいことは言わない。
大自然の中で生かされている有難さを全身で感じながら、謙虚に生きていこう。

あー、キレイな気持ちいいワイドな風景を撮りたい!!


[2011年10月1日西伊豆にて撮影、D90、TOKINA AT-X107DX]


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