日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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東京湾の海底の放射線量測定で思ったこと




今日も新聞やテレビでは、放射線に汚染されている地域の話題や、除染対象地域のニュースが躍っている。
でもその内容は、一方的な内容で、本当に東電や政府の言うとおりなのか、自分の目で調べてみたいと思った。
そんなわけで、東京のウォーターフロントの中心、お台場海浜公園で放射線量測定をしてみた。

まず、アクリル製ハウジングを作り、放射線量計の数値にどの程度影響がでるかどうか試してみる。
この放射線量計は、ガンマ線という、透過性の高い放射線を測定することができる。
よって、厚さ1cm程度のアクリルの影響はほとんどないと見込んでいたが、案の定上の2枚の例にあるとおり、ほぼ影響は見られなかった。
強いて言うなら、0.002~0.005μSv/h程度、アクリルを通すと低く表示されるようだが、ほぼ問題ない程度と言えるだろう。

波打ち際の砂浜(地上1m):0.045~0.049μSv/h



次に、一番興味のあった、海底の放射線量を測ってみた。

水深2.5メートルの海底(密着):0.025μSv/h

意外に低い数値でビックリ。
ちなみに、中層の海水の放射線量はもっと低く、0.005~0.010μSv/h程度だった。



砂浜の真ん中、子供たちが遊んでいる場所でも測定してみた。

砂浜の中央部(地上1m):0.077μSv/h



砂浜から少し入った林の中はどうだろう。

砂浜に面した林の中(地上1m):0.104μSv/h



建物裏の舗装された公園内道路の上でも測ってみた。
ここは、いつもジョギングする人たちで賑わっているところ。

公園内舗装道路(地上1m):0.117μSv/h

結構高いんだなあ。



そんな道路の一角、たまり水が自然蒸発するような側溝に溜まった落ち葉に近づけて測定してみた。

公園内舗装道路脇側溝の落ち葉(地上1cm):0.213μSv/h

いわゆるホットスポットと呼ばれる場所。

ちなみに、年間の被ばく線量が1ミリシーベルト以上の地域の除染について国が財政措置をして行う方針になったようです。
これを毎時のシーベルトに直すと、0.23μSv/h。

参考までに、去年10月10日のニュースは次のとおり伝えている。

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【除染の基本方針案まとまる】

原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染について、環境省は、国が財政措置をして行う場所を、年間の被 ばく線量が1ミリシーベルト以上の地域とし、このうち20ミリシーベルト以上の所は該当する地域を段階的に縮小するほか、20ミリシーベルト未満の所は、 2年後までに住宅街などでの被ばく線量をおおむね半減させるなどとする方針案をまとめました。

これは、10日に開かれた専門家による検討会で環境省が明らかにしたものです。除染を巡って環境省 は、先月、面的な除染が必要な場所として、被ばく線量が年間5ミリシーベルト以上の地域とする方針を示しましたが、5ミリシーベルト未満の地域がある福島県内の市町村からは反発が出ていました。これを受けて環境省は、当初の方針を見直し、国が財政措置をして除染を行う場所をより広く設定し、被ばく線量が年間1ミリシーベルト以上の地域としました。そのうえで、放射線量が高い警戒区域や計画的避難区域は国が除染を行い、そのほかの地域は市町村が計画を立てて 実施するとしています。

また、今後の目標としては、年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以上の所は該当する地域を段階的かつ迅速に縮小するほか、警戒区 域や計画的避難区域の中でも比較的線量が低い所については、3年後の平成26年3月末までに住宅や道路などの除染を行い、汚染土壌を仮置き場に運ぶことを 目指すとしています。また、20ミリシーベルト未満の所は、2年後の平成25年8月末までに、住宅街などでの被ばく線量をことし8月末と比べておおむね半減させ、学校や公園など子どもが生活する場所での被ばく線量をおよそ60%減らすことを目指すとしています。

さらに、除染で出た土などを一時的に保管する 中間貯蔵施設については、放射性物質に汚染された土や廃棄物が相当量発生する都道府県では、国の責任で土地を確保し、建設まで行うとしています。この方針 案は、政府内での調整を経て、来月上旬にも国の基本方針として閣議決定される見通しです。国が示した除染の方針について、局所的に放射線量の高い地域を抱 える福島県伊達市の仁志田昇司市長は、「除染についての具体的な方針が示されたことは心強く、『5ミリシーベルト以下の地域の除染については国は財政支援をしない』などの表現がないことも評価できる。ただ、2年間で達成するという目標は具体的だが、現実的には、相当一生懸命やらないと達成は難しいと考えられるので、全力で進めていきたい」と話しています。

国が除染方針案を示したことについて、周辺より放射線量が高い福島市の渡利地区の住民からは早急な対応を求める声が聞かれました。66歳の男性は、「除染で取り除いた土などの処分や保管の方法を先に決めないと除染が進まないのではないか」と話していまし た。31歳の男性は、「一定の前進だと思うが、原発事故から半年以上がたち、みんな不安を感じながら生活しているので、行政はすぐにでも計画を示して一刻 も早く実行に移してほしい」と話していました。小学6年生の孫がいる77歳の女性は、「子どもたちはマスクをして外出している。そういう姿を見なくて済む ように早く対応してほしい」と話していました。65歳の女性は、「国の方針が決まらなければ除染が進まないので、方針ができたことはいいことだと思う」と 話していました。小学2年生の孫がいる81歳の男性は、「国の方針が示されたのは喜ばしいが、早く実行に移してほしい。このままでは、孫を福島から疎開さ せなければいけないのではないのかと、心配している」と話していました。44歳の女性は、「5歳の子どもがいて、早く除染を行いたいが、行政からどのよう な支援が受けられるのか分からず、除染が進められないでいる。支援の具体的な内容を早く決めてほしい」と、話していました。

****************

側溝で測定した0.213μSv/hという数値は、除染限度値ギリギリのようですが、これはあくまでも参考までに計ったもので、これをどう評価すべきか、私には確信がありません。
でも確かなのは、放射線は、出るところには出ている、ということです。
ここは、福島県ではなく、東京のど真ん中。
でも、今回の原発事故の影響は、はっきりと見て取れるように思います。

以上、自分なりに出来るところまで放射線量測定を行ってみた結果です。
あくまでもシロウトの見解であり、思い込みの部分も多々あると思うので、参考としてご覧ください。

自分としては、特に海底に蓄積される放射性物質の今後の動向に興味があります。
これからも時々このような調査を実施して、中長期的な変化をなんとか見極めていきたいと思っています。

みんなが住みたいところに住み、食べたいものを安心して食べられる当たり前の世の中になりますように!!
私の願いです。


全ての写真:[2012年3月18日、お台場海浜公園にて撮影、D90、TOKINA AT-X107DX]


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