日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
ドクロのある風景


このドクロと再会したのは、実に2年半ぶり。
以前確認した場所から50mほど移動した場所。
帯状に吹き寄せられて深場に続くゴミの川の上に、ポツンと転がっていた。

この間、幾多の台風が通過して海底環境も大きく変わった。

場所は変わったけど、このドクロの存在感は変わらない。
マナコの無い眼でこちらをキッと睨みつけ、以前と変わらず不思議なオーラを放ち続けている。

ついさっき浅場で見てきたのは、この春生を受けて命をキラキラ輝かせながら泳ぎまわる幼魚だち。
そして一転、ここではドクロのある風景。

海に潜っていると、生と死があまりにも密接に表裏一体に向き合っている様子にたじろぐことがある。

ダイブコンピュータが許す限りオレは海にどっぷり漬かりながら、窒素の充満した脳味噌で、生とは何か、死とは何かについて思いを巡らせるのだ。



[2012年6月23日、西伊豆にて撮影、D90、TOKINA AT-X107DX]


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