日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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弱肉強食の掟


ずいぶん水温が上がってきていよいよ夏本番。
少々白っちゃけているが、浅場の透明度もまずまず。

そんな海に、今年生まれた若いアオリイカの集団が、のんびりと日光浴・・・



と、思っていたら、突然一番体の大きいイカが、一番体の小さいイカに飛びついた。

まさに、電光石火の出来事。
あまりにも一瞬の出来事で、何が起きたのかオレは目をパチクリ。
でも、なんとか体が反応して、シャッターを押したのが上の一枚。



その後、捕食したイカは、何事もなかったかのように集団の中に戻り、周りのイカたちも当然のように受け入れている。



すごい勢いで体液が吸われているのが分かる。
腕の中の捕食されたイカが小さくなっていくに連れて、捕食したイカの頭の先が黒くなっていくのが印象的だ。
スミ袋が体を乗り移っている。



それから1分後。
捕食された側のイカの姿は、もはや小さな黒い塊としか確認できない。

今回、アオリイカの若者たちが見せた、荒々しい野生の姿。
残酷な共食い。
強い者が弱い者を捕食する弱肉強食の掟を改めて思い知らされた。

それにしても、一見仲のよさそうに見えるこの集団。
いつお隣さんが襲いかかってくるか分からない緊張感の中で、日々暮らしてるんだね。

わずか1年の一生を、彼らは懸命に生きているのだ。


全写真:[2012年7月22日、西伊豆にて撮影、EOS5DMarkⅡ、100mmMacroUSM]


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