日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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妊婦烈伝


夏本番になって、魚たちの活性が一気に上がってきた。
目につく魚たちは多くが腹をパンパンに膨らませて、次の世代に命をつなぐ準備に怠りない。
そんな魚たちを集中して撮影してみた。

最初は、クリーニング魚として有名なホンソメワケベラ。
一昔前は死滅回遊魚といわれていたが、今では温暖化の影響からか、立派にこの海で繁殖を繰り返している。
重そうなお腹をものとのせず、軽やかな動きでイシモチの体をツンツンしている。



いつも集団行動のゴンズイも、妊娠したメスはそっと単独で岩陰に隠れる。



ニジギンポも出産シーズンを迎えた。
海面に漂う海藻には、赤ちゃんの姿がよく見られる。



ムナテンベラも、腹の大きな個体をいくつか見た。
それにしてもこの掴みどころのない暗い体色はフォーカスしずらくて、いつも泣かされる。



ホンベラが集団でチェイスしている様子をよく見かける。
その集団の先頭は、腹を大きく膨らませたメスで、中層に駆け上がったと思うと一斉に産卵、放精する様子が水中花火のようで面白い。



ここからは先月撮影。
夏に向けてアカハタの産卵期が始まる。
ちょうど腹が膨らみかけてきた頃。



伊豆の超普通種、キュウセン。



このミジンは明日にでも産卵するかな。
その瞬間を撮影するのはなかなか難しい。



最後に、とても印象に残った一枚。
今年3月の撮影。
もうこれ以上膨らみようがない、というまでに見事なお腹。
ニンゲンでいうと10か月目に突入てな感じ。
もう少しで産卵の瞬間がやってくる。
でも・・・
粘りに粘ったがその瞬間をみることはできなくて残念。


上5枚:[2012年7月28、29日、西伊豆にて撮影、EOS5DMarkⅡ、100mmMacroUSM]
次3枚:[2012年6月、西伊豆にて撮影、EOS5DMarkⅡ、100mmMacroUSM]
最後:[2012年3月、西伊豆にて撮影、EOS5DMarkⅡ、100mmMacroUSM]


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