日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
リュウグウハゼの竜宮城


女川の海に潜った。

まず目につくのは、異様な形をしたマボヤの群生。
まるで海底から生えたパイナップル林のよう。
ショッキングオレンジのその色は肉眼で見ていると海底に同化しているが、ストロボ光をあてると、その鮮やかな色が鮮明に蘇る。
中にはアルビノの白い個体も混じっている。



そんなパイナップル林を眺めながら進んでいくと、いたいた、この海一押しのクチバシカジカ。
この珍しい魚が、この海では一年中見られるそうだ。



そして、ダイバーに大人気のダンゴウオ。
パイナップルの上にちょこんと乗って、キミ可愛いね。
それにしても、ちっこいなぁ~、キミは。
老眼には少々きつい撮影だったぞ。

この魚も、この海では一年中見られるとのこと。



なんだかキレイなウミウシがいっぱい集まっていたぞ・・。



透明度はいいとは言えない海だが、海底には今年生まれたリュウグウハゼがグッチャリ集まっていた。
こんなにたくさんのリュウグウハゼ、見たことない。



地元のダイバーたちの尽力で、この海のガレキの撤去も相当進んだと聞いた。

海底には震災で流されてきた物の痕跡はあまり確認できなかったが、やはり吹き溜まった場所には、やかんや椅子のクッションなど、かつて生活で使われていた日常の品々が海底に落ちていて朽ち果てようとしている。



寄ってよく見てみると、そこはちゃっかりとリュウグウハゼの隠れ家として利用されていた。

このやかんは、このハゼたちにとってみると、竜宮城みたいな存在なのかもしれないね。


2,3,4枚目:[2012年9月17日、宮城県女川町沖にて撮影、EOS5DMarkII、100mmMacroUSM]
それ以外:[2012年9月17日、宮城県女川町沖にて撮影、D90、Tokina AT-X107DX]

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