日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
海底温暖化で白化するサンゴ


ユビノウトサカというソフトコーラルがある。
八方サンゴと呼ばれる種類で、骨軸を持たないチジミトサカの仲間だ。
西伊豆ではお馴染みで、一年中普通に見ることが出来る。

最近、そのユビノウトサカに異変が」起こっているのだ。



純白に変身したその体。
このところ連日水温は30℃を超えていた。

チジミトサカの仲間には、体内に褐虫藻を住まわせ栄養を得ているものがあるが、このユビノウトサカが体内に褐虫藻を住まわせているのかは良く分からない。
でも、明らかに色が抜けて弱ってきている。



そしてさらに進んだのがこの状況。
体が溶け始めているようだ。



最後には、白い塊のようになって垂れ下がってしまう。



一見真っ白で美しいが、これが、死ぬ前の最後の姿。

今年の夏はひときわ暑い夏だったが、海底の生物にもじわじわとダメージを与えているようだ。

海底温暖化の影響がこれからさらにどうなっていくのか、注意しながら見守っていきたい。


[2013年9月1日、8日、西伊豆にて撮影]

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