日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
ウミヒルモの可憐な花


やってきました、今年もウミヒルモの季節が!

海底一面に覆い尽くしたウミヒルモの可愛い葉っぱの間から、可愛い花が控え目に顔を出している。



チョー可愛い花が乱れ咲き。。。



こちらでは、2本の花が寄り添っていい感じ。



透明で薄紫色の花弁。
なんて可憐な花なんだろう。



こちらはウミヒルモの雌花。
これまで見てきた可憐な雄花と違って、なんという地味さかげん。

ケバケバの糸のようなものがひょろっと伸びているだけ。
こりゃないんじゃないの?と訴えたくなるほど超ジミーな花だ。
この花が、流れてきた花粉(専門的には「糸状花粉」というそうです)をがっちりと受け止めるんだね。



近くの葉っぱの陰には、これから開花を控えた雄花のつぼみがスタンバイしていた。



そしてまた別の場所には、役目を終えて枯れようとしている花も・・・。

このウミヒルモという海草は、長い進化の過程で、海から陸へ、そしてまた海へ回帰していった歴史を持つ。
だから、我々が陸上で見慣れたような葉っぱを持ち、立派な花も咲く。

各県別のレッドデータブックを見ると、両隣りの愛知県では既に絶滅種、神奈川県では絶滅危惧Ⅰ類として分類されている。そして静岡県では「情報不足」とされており、いずれにしても、とても貴重な生き物なのだ。

これからもこのウミヒルモに注目して見守っていきたい。


[2014年7月13日、西伊豆にて撮影]


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