日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
へんなおじさん


「オジサン」というユニークな名前をもつ魚がいる。
伊豆には毎年、夏から秋にかけて親潮に乗ってどっと押し寄せてくる。
伊豆の海底は、今まさに彼らの世界だ。

まずは同じ南国からやってきたヒラニザとのコラボ。



こちらは同じくモンツキハギとのコラボ。
モンツキハギは、眼の横にモンが現れ始めているね。



おっと、こちらば地魚の代表選手、ホンベラとのコラボ。
伊豆を代表して、南国からやってきた軍団に引けを取らない。
渋い色味で、頑張っちょるのー。



湾内浅場には、各所にオジサン達の幼稚園がみられる。
オジサンの幼稚園? 愉快だねー。



着底間もないオジサンは、左の2匹のようにメタリックな色をしているが、次第に本来の体色になっていく。



岩間でぼーっと佇んでいる時は、このように体色が白く変化したりする。



そうかと思うと、ホンソメワケベラのクリーニングを受ける順番待ちをしている時は、このように真っ赤っかに変身することもある。

あれ、当のホンソメワケベラが見当たらないぞ?



と思ったら、下の方で噛みつき合いのケンカの真っ最中だった。

これじゃあ、しばらく時間がかかりそうだね。
おじさん、もうちょっと待っててね。

成長の過程や、状況に応じて体色がコロコロ変わる、へんなおじさん。
こんなに愉快なオジサンだが、これからやってくる水温低下の季節を乗り切ることはできない。
彼らは、死滅回遊魚といわれている。

悲しい運命だが、今の命をどうか最後まで輝かせてほしい。


[2015年10月10日、西伊豆にて撮影]


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