日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
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サンゴの船盛-悲しい光景


新年早々、悲しい光景を見た。
サンゴの船盛。
先月のはじめ、湾内に突如現れたこの風景。



寄って中を覗いてみると、フラワーアレンジメントのように、枝サンゴがボートの底に並べられている。



置かれただけのサンゴの枝の中には、伊豆の定番キンギョハナダイや、死滅回遊魚のトノサマダイの幼魚の姿が見られた。

だれがこんな惨いことをしたの?
エダミドリイシはこの辺りが生息域の北限といわれる、とっても貴重なサンゴなのに。。。


(2016年9月撮影)

これが、エダミドリイシが自然の状態で群生している様子。
この場所で、30年以上にわたってエダミドリイシの群生が大きくなっている様子を観察してきた。

当時は、握りこぶし大の塊がぽちっとあっただけ。
伊豆にも沖縄みたいな枝サンゴが生きてるんだ、と驚いたなぁ。
枝サンゴのゆりかごの中で群れ遊んでいた幼魚たちの様子は、以前このブログで紹介している。

何十年もかけて少しづつ成長してきた貴重な地球温暖化の生き証人。
こんな船盛状態で、この貴重な生物がどのくらい生きていけるか分からないけど、こうなってしまった以上見守るしかないね。



今、岬のゴロタの各所で、色々なサンゴが育っている様子が観察できる。
上の写真は、エンタクミドリイシと思われるサンゴの仲間。
いわゆるテーブルサンゴの仲間だが、まだまだ小さい。
これから何年もかかって、大きく育っていけるのか、謙虚な気持ちでそっと見守りたい。


[2017年1月7日、西伊豆にて撮影]
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