日々の潜水・撮影活動の中でキラリと光ったシーンをまとめてみました
逝く魚、耐える魚

(2017年1月15日撮影)

昨年秋から孤独に湾内各所をミカヅキツバメウオが漂っていたが、この日見たのは違う子だった。
同様に南国からやってきた、ザ、ツバメウオ。
孤独にボンテン周りを漂っている。

今、水温は16℃~15℃。
生きていくには、つらい水温となった。

腫瘍のような出来物が現れて、もう体はボロボロ。
先週、この写真を撮ったのが最後、確認されておらず、ついに失踪したようだ。



南方からやってきたオトメハゼ。
こちらも数か月前からこの場所で頑張っている。
今日もいたのはいたが、動きが相当鈍い。
こうやってフィッシュアイのポートを数センチまで近づけても、動こうとはしない。



そして本日のお宝は、これ。
テングダイの幼少ステージ。
南方系のこの魚も、これから生きていけるのだろうか。

うっすらと大人の体色が現れ始めているが、このステージまでしか見られない子供のお絵かきのような線がくっきりと見て取れる。
図鑑では見ていたが、本当に自分が海で観察できるとは思わなかった。
深海から導いてくれた貝先生、貴重なシーンをどうも有り難うございます。



大きさはこんな感じ。

南からやってきた多くの魚たちにとっては、今が生死の分かれ目の季節。
生き残りの命のドラマが繰り広げられている。


[2017年1月22日、西伊豆にて撮影]
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